ラミネートベニアとは
ラミネートベニアとは、歯の表面を少しだけ削り、歯と同じ色の薄いセラミックの板を張りつける治療法です。
セラミックといえば、詰め物や被せ物として使用するセラミック治療を思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、被せ物をするには歯を大きく削る必要があります。
ラミネートベニアは0.3∼0.5mm削るだけで歯を白くし、大きさや形態を整えることができます。
また、歯を削る量が少なくて済むため、歯の神経に悪影響を及ぼす心配もありません。
ラミネートベニアの歴史は古く、1920年頃にまでさかのぼります。
当時は歯科治療ではなく、映画の撮影の際に出演者の歯の形や色を整えるために使用されていました。
セラミックは、時間の経過とともに色が大きく変わったり、激しく損傷したりしないため、
治療後のきれいな状態の歯を長く維持することが期待できます。
さらに、従来のラミネートベニアのように、剥がれたり割れたりするリスクがほとんどありませんのでご安心下さい。
※当院のラミネートベニア の「生涯保証」についてはTOPページをご確認ください。
ラミネートベニアは、歯の色が変わったところ、位置や形態が不自然であったりご自身が気になる歯に使用します。
多くの患者様は、口を開けたとき、笑った時に目立ちやすい前歯に使用します。
ただし、大きなむし歯がある場合など事前に治療が必要となったりラミネートベニアが適応とならないこともあります。
事前にしっかりカウンセリングを行いますのでご相談ください。